
「周りは釣れているのに自分だけ釣れない…」
堤防サビキ釣りでは、このような経験をした人も多いのではないでしょうか。
サビキ釣りは初心者向けとよく言われますが、魚がいる時間や場所、
仕掛けの使い方などを少し間違えるだけで、まったく釣れないこともあります。
この記事では、堤防サビキ釣りで釣れない原因と、その対策を分かりやすく紹介します。
魚がいない時間帯に釣っている
魚は一日中同じ場所にいるわけではありません。

特にアジやイワシは回遊魚で
- 朝まずめ
- 夕まずめ
に活性が高くなることが多いです。
対策
- 朝・夕を狙う
- 潮が動く時間を選ぶ
魚は光量や潮が変化するタイミングで捕食することが多いため、
初心者は特にそのタイミングを狙うと釣果に繋がりやすくなります。
ポイントの選び方が悪い
魚が回遊していない場所では、どれだけコマセを撒いても釣れません。

対策
- 潮通しの良い場所
- 他の釣り人が釣れている場所
- 常夜灯周辺
潮通しがいい場所は、海水中の酸素量(溶存酸素)が豊富なため魚の活性が上がります。
メダカなどを飼ったことがある方は、エアレーションをしていないと元気がなくなったり、
水面近くで口をパクパクさせているのを見たことがあると思います。
海の魚も同じように酸素が無ければ生きていけません。
特に夏の暑い時期は水中の酸素量が減るため、
流れがあり海水に酸素が溶け込みやすい場所が狙い目です。
他の釣り人が釣れている場所では、魚が釣れる条件が揃っている証拠です。
その日の状況を判断するのに一番確実な情報になります。
ただし、釣れるからといって近づきすぎるのは危険です。トラブルの原因にもなるため適度に距離を空けましょう。
夜釣りの場合は常夜灯の周辺がおすすめです。
光に集まったプランクトンを食べるために魚が集まります。
人間が快適に過ごせるようにエアコンを使ったり、おいしい料理があるお店に行くように、
魚も理由がないところには集まりません。
魚が集まる場所を見極めて移動する勇気も必要です。
コマセ(エサ)が少ない
サビキ釣りはコマセで魚を寄せる釣りです。
コマセが切れると魚も離れます。

対策
- こまめに補充する
- 最初は多めに撒いて魚を集める
釣り始めはエサがあることを魚に気づいてもらう必要があるので、
多めに撒く方が釣れやすくなります。
始めていく場所や魚がいるか分からないときには、仕掛けを入れる前にコマセを撒いて魚がいるか確認してみるのもおすすめです。
仕掛けを全部用意して始めてしまうと移動するときに道具を片付けるのが面倒ですが、
先に確認しておけば、釣れない場所でねばってしまうことを避けられます。
タナが合っていない
魚が泳いでいる深さと仕掛けがズレると釣れません。

対策
上から
- 表層
- 中層
- 低層
まで少しずつ探ります。
これも水槽の魚をイメージすると分かりやすいですが、
水面に漂っているエサの方がよく食べると思います。
魚は基本的にエサを見上げて狙っているため、表層から狙う方が効率よく釣ることができます。
サビキのサイズが合っていない
いくら条件が揃っていても、魚が小さいのに大きな針では掛かりません。
対策
- 豆アジ:0.5〜2号
- 小アジ:3〜4号
- イワシ:3〜5号
自分の狙う魚のサイズに合わせて針を選ぶことが重要です。
コマセとサビキが離れている
初心者が意外とやりがちな失敗ですが、魚はコマセの煙幕に集まります。

対策
- カゴの真上にサビキがくるようにする
- 仕掛けを上下に動かしすぎない
コマセを使った釣りではコマセと仕掛けを同調させることが基本です。
流れが速い場所では、コマセがすぐに流れていくため少しずつ撒いて
足止めするなどの工夫をしてみましょう。
仕掛けを放置しすぎる
サビキは待つ釣りと思われがちですが、放置しすぎると逆効果です。
対策
- コマセを出す
- 少し誘う
この繰り返しが重要です。
魚が寄っているときは針にかかるまで待ちますが、
ほったらかしているとせっかく寄ってきた魚が離れてしまいます。
水が濁りすぎ・澄みすぎ
状況によっては食いが落ちます。

対策
- サビキの色を変える
- ケイムラ
- ピンク
- ハゲ皮
- 夜光
などを試す。
水が濁っているときや曇りの日などは魚からは仕掛けが見えにくく、
コマセは食べていても針にかからないことがあります。
そういうときは針を夜光やピンクなど目立つ色に変更しましょう。
逆に水が澄んでいるときや晴れているときには、
仕掛けが見えすぎると警戒心をつよめるため、ケイムラ(紫外線発光)や
白スキンにすると見切られにくくなります。
人が多すぎる
人気堤防では魚がスレることがあります。

対策
- 少し場所を移動する
- 端の方を狙う
人が多い場所では、魚が釣れる条件は揃っていることもありますが、魚も学習しています。
仲間が釣られているのを見て仕掛けが危険だと学んだり、針にかかったことがある経験を覚えて
釣れにくくなっていることが少なくありません。
これを釣り用語で「スレる」といいます。
人があまり入っていない場所に移動するだけで急に釣れるようになることもあります。
魚が回遊していない日
これだけはどうしようもない場合があります。
対策
SNSや釣具屋さんで店員さんに聞くなど釣果情報を確認し、
釣れている港へ移動するのも一つの方法です。
釣れないときに試したいチェックリスト
- 朝夕の時間帯に釣っているか
- 潮が動いているか
- コマセは十分に入っているか
- タナを変えてみたか
- 針のサイズは合っているか
- 周囲で釣れている人がいるか
- ポイントを移動してみたか
釣れないときには、まずこのリストを確認してみましょう!
まとめ
魚が釣れない原因は一つとは限りません。
釣り場を選ぶときに、
- 魚がいる時間を選ぶ
- コマセを切らさない
- タナをこまめに探る
- 仕掛けサイズを合わせる
- 釣れなければ場所を変える
この5つを意識するだけでも釣果は大きく改善しやすくなります。
反対に魚がいる場所の条件さえ押さえることができれば、
どの釣り場でもある程度の釣果を出せるようになるので、
釣れた時の状況を覚えておくと次回に活かすこともできます。
少しの工夫で周りが釣れていない中でも釣果を出すこともできます。
その日の状況に合わせた釣り方を覚えて釣果に繋げていきましょう!


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