今回は夏休みにファミリーフィッシングがしたい、初心者でも簡単にできて8月に釣れる魚が知りたいという方向けにサビキ釣りをご紹介します。
釣りをする前に
魚釣りをするのは楽しいですが、命を落としてしまっては意味がありません。自然が相手なので何がおこるか分かりませんのでライフジャケットは必ず着用するようにしましょう。また、近年ゴミを放置する・持って帰らない魚を堤防に放置して帰るなど釣り人のマナーによって釣りができる場所が減ってきています。特に漁港は漁師さんなどの仕事場なのでマナーは守りましょう。

8月にサビキ釣りで釣れる代表的な魚
・アジ

・サバ

・イワシ

サビキ釣り
サビキ釣りは初心者や子どもでも簡単に釣れ、ファミリーフィッシングでも人気な釣りです。サビキ針の上もしくは下にカゴを付け、その中に餌となるオキアミを入れて落とし、魚を集めて釣ります。仕掛けはサビキ針とカゴだけのシンプルなものと、ウキを付けてタナ(仕掛けを落とす深さ)を調整しながら釣る方法の2種類があります。
どちらでも釣れますが、ウキを使わない場合は基本的に足元だけしか狙えず、魚がいるタナを毎投自分で調整しないといけないため難易度が少し上がります。釣り具屋さんに行けばウキ釣りに必要なものが全部そろっているセット仕掛けが売ってあり、簡単に仕掛けを作れるのでウキ釣りがおすすめです。
今回はウキを使ったサビキ釣りを紹介します。
必要な道具
・ライフジャケット
・ゴミ袋
・竿
・リール
・仕掛け
・水汲みバケツ
・クーラーボックス
・飲み物
・氷、保冷剤
・餌
竿の長さはサビキ用のセット竿や2~3mの竿を基準に選ぶと良いでしょう。お子様が使用する場合は1.6~1.8mほどが扱いやすいです。竿は必ずカゴの重りの号数を投げられるものにしてください。最悪の場合、竿が折れてケガをします。どういう竿とリールがいるか分からない場合は釣り具屋さんの店員さんにサビキ釣りがしたい旨を伝え一緒に選んでもらいましょう。
仕掛け
仕掛けの内容は下図のようになります。
それぞれのパーツを購入して自分で作ることもできます。

①ウキ止め糸(もしくはゴム)
ウキ止め糸はタナの調整をする際に上下に移動させます。ウキ止めはセット仕掛けの場合頻繁にズレるため、可能であれば糸をおすすめします。
②シモリ玉
シモリ玉はウキ止めが通り抜けてしまわないようにするストッパーとなります。
③ウキ
ウキは仕掛けをウキ止めで調節したタナを漂わせることができます。ウキには号数が書いてあり、ウキの号数-2のカゴを選ぶと良いでしょう。例えばウキの号数が12ならカゴは10号のものということになります。
④からまんぼう
からまんぼうは仕掛けが絡まってしまわないようにするパーツです。
十分にからまんぼうの効果を発揮させるためにはからまんぼうからサビキ針を結んでいる位置をウキ1つ分空ける必要があります。
⑤サビキ針
サビキ針はフラッシャーと呼ばれる糸が付いていて、餌のオキアミに擬態させ針に食わせる効果があります。
⑥カゴ
カゴにはオキアミを入れて仕掛けを投げます。
釣り方
仕掛けができたらいよいよ釣り開始です!初めはウキ止めの位置をウキに付くくらい近づけて、カゴに擦り切りでオキアミを入れます。
仕掛けを投げる前に周りに人が居ないかを十分に確認し、カゴを竿でほおり投げるイメージで優しく投げます。力一杯投げると餌がそこら中に散らばるので注意してください。
仕掛けが着水してウキが完全に立つまで待ちます。ウキが完全に立ったらウキが海中に沈むくらいを目安に竿を大きく上にあげて下します。この作業でかごの中のエサが海中に広がります。潮に乗って自分の仕掛けが他の方の邪魔になる位置に行きそうになったら、その時点で仕掛けを回収して前回と同じ位置を目指して再投入します。この作業を繰り返すことで魚が徐々に集まってきます。もしも魚が釣れない場合は、ウキ止めをウキから少しずつ離し魚がいるタナを探します。
もしウキが立たないとき
ウキが立たない原因は主に2つあります。
一つ目はカゴに付いているオモリがウキの浮力より重い場合です。この場合カゴを軽いものに変える必要があります。
もう一つは仕掛けが完全に海底についてしまった場合です。この場合はウキ止めの位置をウキに近づけることで解決します。
最後に
今回はサビキのウキ釣りについて紹介しました。
サビキ釣りはお手軽ですが、針が小さく鋭いため小さなお子様と一緒にするときは針がささらないよう十分に気を付けて楽しんでください!。また、夏は夕立や雷など急に天候が崩れることがあるので天候にも気を付けましょう。
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